【スポーツ少年団とは】

１．スポーツ少年団のしくみ
　　スポーツ少年団は日本中にたくさんあり、川口市内にもいくつかあります。
　　サッカー以外にも野球、バスケット、バレー、水泳など色々な競技があります。
　　もちろん、世界的にみてもサッカーが一番の人気です。
２．スポーツ少年団の目的
　　現在の青少年は自発的、能動的ですが、一面には公徳心に欠け責任感や協調性に
　　乏しく粘り強く努力する根気の欠落、言わば精神面の虚弱性が問われています。
　　また健康や体位の面からみると、身長が伸び体重が増加し見事に成長してきている
　　ものの、肝心の体力・筋力などの能力が伴っていないのも事実です。
　　特に体位の発育の目覚しい少年期の対策は緊急を要する課題です。
　　次に、少年が育成する環境を考えた場合、学校・家庭・社会に大別なくできます。
　　体育活動を施す機会を見るとき核家族化した家庭では見るべくもなく、学校教育
　　においても教育内容、教育時間の配分などから体育の強化は難しくなってきています
　　が、幸い少年達は運動に対して意欲を持っています。
　　ところが、学校を離れ家庭に帰った時に、友人と遊ぶもなく意味ない時間を過ごして
　　いるのも、これもまた事実です。
　　『この時間を活用し、しかも有効な目的のある活動をさせたい』。
　　これがスポーツ少年団のスタートです。
　　昭和33年のオリンピックの準備中、日本体育協会は少年に正しいスポーツを普及し
　　計画的にスポーツを実践させるため、協会創立50周年を迎える昭和37年6月に
　　スポーツ少年団を創立させることを決定したのです。
　　しかしスポーツ少年団は団を創ることが目的ではなく、活発に活動することによって
　　団員一人一人が立派に成長すること。これが真の狙いです。